ホーリーアンデッド ～非モテでぼっちの死霊術士が、聖女に転生してお友達を増やします～

●ユリィシア・アルベルト　（CV：長谷川育美）
可憐な容姿に絶大な癒しスキルを備えた並外れた「聖女」の素質を持つ少女。
その正体は、ぼっちな死霊術士（ネクロマンサー）の生まれ変わりで、周囲の期待を無視してアンデッド収集にしか興味を示さない。
本人としてはアンデッド収集のために行動しているだけなのだが、周りが勝手に聖女の慈悲深い行動だと誤解し、意図とは反して多くの人から愛されることになる。

「私、アンデッドにしか興味がないので」

●ネビュラ/ネビュロス　（CV：桑原由気）
【宵闇の王】を名乗るヴァンパイアの真祖――だったのだが、ユリィシアに敗北し男の娘メイド「ネビュラちゃん」として強○的に仕えさせられている。
ヴァンパイアの真祖ではあったものの一般常識も持ち合わせており、なにかと突飛な行動をするユリィシアに振り回されがち。
こんな見た目だが年齢は20歳。ヴァンパイア換算だとまだまだ新参者らしい。

「お嬢様でも緊張することがあるんでございますね、ぷぷぷー」

●ウルフェロス・ガロウ　（CV：奥村翔）
ユリィシアの最初の従者。
ガーランディア帝国に村を滅ぼされた狼獣人のガロウ族の最後の生き残り。
右腕を失い、剣闘士として生きながらえていたが、処刑される寸前にユリィシアに救われたことで従者となる。
剣の腕前が高く、周りからも一目置かれるほどの実力を持つ。
恩義のあるユリィシアへ忠義を尽くしており、その忠誠心はもはや盲目レベル。

「さすがお嬢様。何と慈悲深い……さすがは生涯の主人と定めた方です」

●フローラ・ライト　（CV：中恵光城）
ユリィシアの母親。
《癒しの双丘》というギフトを持つ。
聖母教会の枢機卿であるスミレの娘で、生粋の聖母教会の聖職者として育てられてきた。
一方で、ユリィシアには聖女という縛りに囚われないように育てようとする心優しきママ。
ユリィシアが女子力を向上させ、素敵な王子様をゲットする日を夢見ている。

「ユリィシアにはね、一人の女の子として幸せになって欲しいのよ」

●カイン・アルベルト　（CV：高橋伸也）
ユリィシアの父親。親バカ。
もともとは高位貴族の庶子だが、独立して冒険者となる。
フランケル討伐の功績によって剣爵位を得た。
二つ名【剣皇騎士】を与えられるほどの剣の達人で、現役を引退してもその腕は落ちていない。
最愛の娘であるユリィシアからうざったく思われているが、めげない。

「そんなに嬉しかったか！　お父様はずっとユリィシアと共にいるぞ！」

●アナスタシア・クラウディス・エレーナガルデン・ヴァン・ガーランディア　（CV：高森奈津美）
ガーランディア帝国の第三皇女であり、ユリィシアの友人。
ユリィシアの通うリべルタコリーナ学園ではユリィシアと共に生徒会を務める非の打ち所がない才女。
気品があり人当たりのよい人物で、学園での人気も高いマドンナ的存在。
なのだが――その実かなり計算高く鋭敏な人物のようで……？

「ダメですわ、ユリィはわたくしのものですのよ？」

●キャメロン・ブルーノ　（CV：首藤志奈）
学園から落ちこぼれの烙印を押され、自信をなくしていた心優しい少女。
自己評価が低く、ユリィシアのような美少女の隣に立つことすらおこがましいと感じていた。
ひょんなことからユリィシアと出会い、放課後の洞窟で秘密の特訓を重ねることで少しずつ自分と向き合っていく。
やがてはユリィシアと姉妹の契りを結ぶほどの関係に？

「なんでだろう……すごく緊張してたのにユリィシアと一緒にいると落ち着いていられるわ」

●ナディア・カーディ・パンタグラム　（CV：飯田ヒカル）
ピナと共にユリィシアを先輩として慕う下級生。
前例のない「絵を描く魔眼」を有するが、その力を使いこなせず退学の危機にあった。
ユリィシアに救われたことで、オドオドした性格を一転させ、すっかり”ユリィシア先輩”を信奉するように。
その転身ぷりとユリィシアへの執着ぶりに周りはやや引き気味。

「は、はひっ！　ユリィシア先ぱひっ！」

●ピナ・クルーズ　（CV：伊駒ゆりえ）
ナディアと共にユリィシアを先輩として慕う下級生。
ピアノに関しては天賦の才を持つが、顔のアザが原因で周囲に溶け込めず、人前で演奏ができない根暗な少女。
アザを長い前髪で隠しているが、可愛いげのある顔立ちをしている。
ある一件を経たことで自信を取り戻し、ナディアと共に”ユリィシア先輩”の全肯定信者になる。

「ナディアだけずるーい！　ピナも応援してたし、感動もしてたのにっ！」

●フランケル＝【 黄泉の王 】＝リーンバルド　（CV：村上裕哉）
ユリィシアの前世の姿。
ただのコミュ障死霊術士（ネクロマンサー）だったが、拗らせた行動の結果、人々の嫌悪と憎悪を集めてしまいカインとフローラによって討伐されてしまう。
生前恋した大聖女の遺体から、【終わりの四人（ラスト・フォー）】と呼ばれる史上最強最高のアンデッドの一体を生み出す大罪を犯している。

「この私が……どんな悪事を働いたというのですか？」